【体験談】妊娠悪阻(にんしんおそ)の時期と症状【本当に辛いツワリ】

妊娠悪阻(にんしんおそ)の症状と治療内容

私の悪阻は4週のときで、一日に2回嘔吐するくらいで、仕事も続けられていました。
それでも酷くシンドイし、何でこんなに辛いのか?と吐きながら思っていました。

でも、今まさに妹の妊娠悪阻(にんしんおそ)を目の当たりにすると、私の悪阻は楽な方だったと思うのです。

<妊娠悪阻と悪阻の違い>
妊娠悪阻(にんしんおそ)と悪阻(つわり)の違いは明確ではないようですが、ツワリが酷くなって、放っておくと命に係わるような状態が「妊娠悪阻」と思っていよいと思います。妊娠悪阻の判断基準は
・尿中のケトン体が陽性
・一日に5回以上吐く
・5%以上の体重減少
などが良く知られています。そのほか血液検査の結果や総合的に判断します。
解りやすく言うと、体が脱水症状を起こしていて、飢餓状態になっているようなものです

妹は現在2人目を妊娠していて、妊娠発覚後の産婦人科受診では予定日が確定できないほどの初期でした。

そしてこんなことを口にしました。

赤ちゃんは嬉しいけど悪阻が怖い

妹は一人目の妊娠のときも悪阻が酷く入院しているため、ツワリへの恐怖心が強いのです。
そしてその恐怖は直ぐに現実のもとなり、酷い「つわり」が始まってしまいました

目次

妊娠悪阻の時期と治療内容(対処方法)

これから妊娠悪阻の体験談を話しますが、あくまで妹に起こったことで、全ての人が当てはまる訳ではないと理解したうえで読み進めていただければと思います。

妹は1回目の妊娠の時も悪阻がひどく自宅でひたすら我慢した末に義理の母が様子を見に来て様子が変だと気づき病院へ連れて行き、即入院。
毎日点滴で10日間入院しました。

前例もあるので、2人目の時は直ぐに(悪阻開始の3日目)病院へ電話で相談しました

ここでは、悪阻が始まってから治療が終わるまでの流れをまとめました

妊娠悪阻が始まった時期(いつから)

妹の悪阻が始まったのは、1回目2回目ともに妊娠4~5週の頃。
最後の生理から考えると、2回目のほうが思ったより早いと言っていました。

一般的な悪阻は4~5週頃から12~16週目くらまで。でも、個人差が大きく出産間際まで悪阻のある人もいます。よって、悪阻がいつからいつまでか?調べるのはあまり意味がありません

妊娠悪阻の診断も4~5週のころ

つわり開始とともに、気持ち悪さで何も食べれなくなりました。
起き上がることも難しいほどの吐き気とムカムカで、3日目には病院へ相談して往診にきてもらうことに。

尿中のケトン体が陽性でプラス3

ケトン体がプラス2から入院対象ということで、即入院を勧められました。

しかし、妹が動けない事と、訪問での対応もしてくれる(訪問してくれるところは、稀です)ということで自宅で点滴治療をしていくことになりました。

普通は即入院で訪問対応をしてくれる病院はほとんどありません

毎日点滴2本からスタート

妊娠悪阻で点滴治療を開始

毎日点滴を2本打つことから治療はスタートです。

毎朝看護師さんが訪問して点滴をセッティングしてくれて、交換は家族が行います。
もし入院で点滴する場合は24時間つけっぱなしだそうです。

どちらの場合も点滴の本数は同じで、スピードが変わる感じです

7日経過もケトン体の数値が改善せず、3本に増

点滴治療を開始して7日目。
何度か尿検査をしていますが、ケトン体の数値が+3のままで変わらず。

つまり改善していないといことです。

そこで3本に増やして行うことになりました。
そのうち1本に栄養剤を追加して点滴することに

その栄養剤は点滴すると結構きつい匂いで、妹は点滴でも吐き気が酷くなりました

食べれない日が続いているので、3本中2本に栄養剤を入れていましたが、この栄養剤の臭いが妹は辛くて、1本に減らしていれていました

それでも改善せず、点滴が4本に

妊娠悪阻が改善せず、点滴がビーフリードに変更

20日を経過しても尿中のケトン体が+3のまま。

結局点滴が4本に増えました。

さらに、栄養剤を止めて点滴がビタミンの多い「ビーフリード」に変更
ただでさえ点滴が辛いのに、妹には辛い点滴の増加です。

点滴の針は感染予防のために3日に1回は差し直す必要があり、この時点で妹の腕は針の跡が7か所になっていました。点滴が続けばさらに増えることになります

ケトン体がマイナスで2日後に点滴終了

待ちに待った悪阻の終了がやってきました。
ちょうど12週の時に尿検査でケトン体がマイナスに。

そして、その2日後に少しずつですが食べれるようになってきました

そこで、点滴治療の終了

妹の表情も少しずつ笑顔が戻ってきました

妊娠悪阻の症状【妹の場合】

私から見た妹の症状はこちら

  • 食べることはほとんど無理で口に出来るのは麦茶のみ
  • 一日に何回も吐くのが毎日続く
  • 常に気持ちが悪い
  • 喉の痛みと異物感
  • ずっと横になっていて、お風呂にも入れない
  • 食べ物や子供の排泄物の匂いもダメになる
  • 体重が減る(あっという間に5キロ最終的には8キロ)
  • 唇の皮がむける

それぞれを説明していきます。

食べることは無理で、口に出来るのは麦茶のみ

つわりが始まった頃は

スイカや氷系のアイスは口に出来ていましたが、5日を過ぎるころにはほとんど口に出来なくなりました。

水分も、1人目のつわりの時に飲めていたドリンクが口に出来なくなり、一種類の麦茶だけが飲める状態。
それも、口の中が乾いたり気持ち悪い時、吐いた後の匂いを消すために飲んでいる感じ。

悪阻で調べると、特定の食べ物だと食べれた!というものが多くありますが、妹の場合はほとんど食べられない状態といってよいと思ます。

一日に何回も吐くのが毎日続く

最低で5回くらい、多い時には10回近く吐いていました。
姉も毎日7回くらい吐いていたようですが、食べることが出来たので妊娠悪阻にはなりませんでした。

最初の頃は1回吐くと暫く楽になっていたのが、1回吐いても楽にならずに直ぐに気持ち悪くなり、1度に吐く回数も5回と増えていきました。

つまり、1度に5回×1日に7回(平均)で35回くらい吐いていることになる。

食べていないので、吐けるものがほとんどなく、逆につらいと言っていました

常に気持ちが悪い

吐く気持ち悪さとは別に常に船酔いをしているような状態が続きます。

楽になることはなく、寝れないことも度々。

のどの痛みと異物感が常にある

喉の痛みは、常に吐くことで炎症を起こしているのではないか?と先生は言っていました。

本人も吐いた後が特に辛いと言っていました。

その他に、喉の異物感がとれないため、とてもストレスになっていたようです。

つばを飲み込んだりしても、喉に何かつまっていて飲み込みにくい。
喉の異物感は本当に辛そうでした。

ほとんど寝たきり。お風呂にも入れない

気持ち悪すぎて起き上がることもできず、ほとんど寝たきりでした。

吐くときとトイレだけは何とか気力を出して言っていました。
逆にいかざるを得ないので、なんとか動いていたようです。

そんな状態なので、お風呂にも入れない状態が続いています。

寝たきりでいると、筋力も落ちてしまい、いたるところが痛くなります。
ツワリで辛いのに、さらに体の痛みも出てきます。

食べ物や子供のおしっこや尿の匂いも受けつけない

近くで子供のオムツ交換も出来なくなります。

もちろん食事も近くで出来ないので、別の離れた部屋へ移動しました。

完全個室にして、他の匂いが入らないようにしています

この辺は匂い悪阻と同じかもしれません

体重が減る(あっという間に5キロ減)

体重が5%減少すると妊娠悪阻と言われています。
妹の体重はもともと52キロくらい

既に9週の時に体重が5キロ減っているので、体重の約10%程度減となります。

「これ以上は減らないようにしないといけない」と先生も言っていました。

10週の頃には、8キロ減となってしまいました。(2020.9.18)

12週の頃には10キロ減となりました

妹は1回目の妊娠で10キロ減った経験あり

 唇の皮がむける

これは、ツワリが始まってすぐに出てきた症状です。

おそらく体が脱水状態になり、唇にも水分が不足してのことだと思います。

もともと冬になると唇が乾燥してリップが必需品の妹なので、唇に直ぐに症状が出てきたのではないかと勝手に思っています。

私が持ってる無香タイプのリップクリームを持っていきましたが、匂いがなくても唇に何かを塗ることも吐き気に繋がるようで使えませんでした

妊娠悪阻は心も体も限界に。周りのサポートが必須

妹が妊娠悪阻になって、どうにか楽にしてあげたくて色々調べていると、妹のように動けないほどの悪阻の例があまりありません。

点滴するほどつらい悪阻だけど、何かしら食べれている人が多かったのです。

看護士さんも、ここまで酷い悪阻は久しぶりだと言っていました。

出来ることは限られている。心のサポートを重視する

ツワリに苦しんでいる妹の傍にいて思うのは、自分の無力さです。

何かしてあげたくても、近くにいることしか出来ませんでした。

必ず終わりはくるから頑張ろう!

この言葉、つい言ってしまいますが、本人にしてみれば

そんなの解ってる!でも今が辛いしシンドイ

未来のことを思う余裕すらなくなってしまっているのです。

妹が妊娠悪阻の間、笑顔になったのはエコー写真

妊娠悪阻で自宅で赤ちゃんのエコーを見ることに

辛い中、唯一笑顔になったのがコレ。
やっぱり、辛いツワリの先には赤ちゃんがいることを現実として目で見ることは大きな意味があるなと思いました。

私も辛い妹を見てきたので、このエコーを見たときは感動で涙がでてきました。

家族も辛い日々を送ることになる

特に上に小さな子供がいると大変です。
旦那さんは、負担が一気に増えます

  • 奥さんの心配
  • 家事一式
  • 子供の世話や保育園の準備

今まで奥さんに任せていた人は、仕事にも影響が出ますし、本当に大変です。
さらには奥さんの辛い状態に何もできずに、心もやみそうになります。

私も一緒に付き添いをしているだけで、妹の負のオーラにやられます。
何もしてあげられないことが余計に辛く感じます。

先が見えないことに不安になる

これは本人も、近くにいる家族も、いつまで続くのか?と不安になります。

もちろん出産したら無くなるのは解っていますが、通常の悪阻と違ってこのまま続くと命に関わるため、そういう訳にいきません。

最終的に的に長引くと、お母さんの体力が失われて妊娠の継続を諦めるという選択も考えなければいけなくなります。

悪阻があまりに酷いと

  1. 母体の命の危険があるので赤ちゃんを諦める
  2. あまりに辛すぎて続けられずに赤ちゃんを諦める

こんなことも起こります。
そうならないためにも、ヒドイ妊娠悪阻は長期間は無理です。

実際、悪阻が辛すぎて赤ちゃんを諦める人がいるのも本当です。
(看護師さんに教えてもらいました)

妹の妊娠悪阻の壮絶な期間はいつまでだったのか

妹がほとんど寝たきりの状態で過ごした期間

終わったのは、12週の時で1回目の悪阻とだいたい同じ期間でした。

妊娠悪阻の期間は約1ヶ月

8月22日から9月23日までの約1ヶ月間の間、何も口にできないような状態が続きました。

点滴がなければ、命を落としていたと思います。

昔の人はどうしていたんだろう?と素朴な疑問が頭をよぎります。

妊娠悪阻で体重は10キロ減

少し前にも触れましたが、結果的に妊娠悪阻で10キロも体重が落ちました。

1回目と2回目どちらも。

妹の足は細く、棒のようになっていました。

夢の40キロ代ですが、悪阻では絶対になりたくないです

妊娠悪阻の期間は入院のタイミングや症状による

2回の妊娠悪阻を経験した妹を例に考えても期間は違います

  • 入院(妊娠悪阻が発覚)するタイミング
  • 妊娠悪阻の程度
  • 回復力(普段の生活や年齢に関係する)

この3つによって数日で済む人もいますし、妹のように1ヶ月以上となる人もいます

ということで、妊娠悪阻の期間は人それぞれ

なってみないと解りません。

というか、妊娠悪阻が終わらないと解らないのです

まとめ

入院を伴う妊娠悪阻

妹の状態を傍で見ていなかったら、悪阻経験者の自分でも、その大変さが理解できなかったかもしれません。

  • 気持ち悪さが続く
  • 一日に何度も吐く
  • ほとんど口に出来るものがない

こんな状態が1ヶ月以上も続くなんて地獄です
妹が何度も

もう勘弁してください。ゆるしてくださいと口にしていました

それほど、想像を超えた辛さなのです

でも終わりはきました。
そして、エコー写真を見て今は笑顔になり、少しずつ食べられるようになっています。

だからもし、妊娠悪阻で辛い思いをしていて、「もう無理」と思っているなら
エコー写真を見て赤ちゃんを感じてください

43歳で体力も落ちた妹でも乗り越えました。
だから大丈夫。

妊娠悪阻(にんしんおそ)の症状と治療内容

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次
閉じる