高齢(40歳)で結婚、基礎体温を計って1年。不妊治療を考える

高齢で基礎体温を測りはじめました

私が結婚したのは2013年の11月。ちょうど40歳の誕生日に籍をいれた。主人の住む町へ引っ越し、それから毎朝起きて直ぐに基礎体温を計りパソコンへ記録する毎日がはじまりました

目次

基礎体温を直ぐに測り始めた、不妊治療を決意した理由

40歳での結婚で、私は直ぐに基礎体温を測り始めました。

なぜ結婚後すぐ基礎体温を測り始めたのか。

私はどうしても子供が欲しかった。結婚したくないけど、子供は欲しい、にも少し書いたけど、結婚する前から子供が欲しいと思っていた。小さい頃から子供が大好きで、保育士さんを夢見たことがあったほどです。
既に40歳を過ぎた高齢のため、ゆっくり考えて待っている時間なんてなかったのです。

・そのうち子宝に恵まれるはず
・2人の時間を満喫してから子供のことは考えよう

これらは若くて結婚した、ゆとりある人思うこと。結婚前から加齢による妊娠の確率が低くなることは、テレビの報道やインターネットで調べてわかっていたので、私には余裕がなかった。

なるべくリスクなく、なるべくはやく子供を授かりたいという思いで、結婚後すぐに基礎体温計を購入したのです。

基礎体温を計るも、1年たっても妊娠しない。不妊治療を決意する

私は離島に住んでいる。総合病院はあるものの、産婦人科は存在しない。毎月数回産婦人科医が派遣されてくるだけ。なので、不妊治療を受けるとなると、通常抱える経済的、精神的負担に加えて本土へ移動するためにかかる負担が追加される。時間的拘束が増え、旅費や宿泊費なども考えると、経済的負担はさらに増える。

それでも私は子供が欲しい。

ただひとつ、気がかりだったのは主人。不妊治療は妻だけでは出来ないからです。主人にも協力してもらわないとならず、仕事である程度責任のある地位に立つ主人が、頻繁に仕事を休むことが出来るのか心配だった。本土にいれば半日で済むことも、離島からでは1日~2日は休まないといけなくなる。

主人の協力がどうかは別にして私は島にある病院へとりあえず相談することにした。

離島にある病院の対応は、限界がある。それでも不妊治療をするのか。

私が病院に相談したのは基礎体温を計り始めて一年が過ぎてからでした。基礎体温表を印刷して、持病の診察を受けるとき、ついでに聞いてみる形にした。改めて時間をとって確認するのには抵抗があり、いつもお世話になっている主治医(女医)に相談したかったからです。

「先生、1年たっても子供を授からないので、まずは妊娠出来る体なのか調べてみたいと思っているんですが」と私は切り出し、過去3か月の基礎体温表を先生に渡して見てもらった。

看護師長は、どこでも不妊治療をしてくれる病院を紹介しますよ。ホルモン注射なら不妊治療病院と連携して当院ですることも出来ますからと、本土の病院を数カ所教えてくれた。

私も前もって本土の港から通える不妊治療が出来る病院調べていて、評判の良さそうな病院の名前があった。年が明けてから、その病院を紹介してもらうことにした。不安は沢山あったけれど、子供が欲しいという気持ちに勝るものはなかった。どんなに大変でも、私は挑むつもりだった。

不妊治療を決意した翌年、私は妊娠していたことを知る

私達夫婦は、年末年始にかけて旅行を計画していて、私の妹のいる広島へとむかう。妹と合流し宮島へ観光しにいった。

私も以前は広島に住んでいたのでとても懐かしく感じながらロープウェイに乗り、獅子岩駅から弥山山頂まで30分かけて歩いた。なんだか疲労感がすごく、フラフラしたのを覚えている。あまり歩かない私はいきなり無理するのは良くないなーぐらいに思っていた。

その日の夜、近くのお好み焼き屋さんで食事をすることになり、お店の前の椅子で座って待っている時、突然気持ち悪さに襲われる。前もって注文を伝えていたので、カウンター席に案内された時には既にお好み焼きは、ほぼ完成していた。

それでも私は鉄板から立ち上る匂いにそのまま座っている事ができずに外にでた。そして戻ることが出来なかった。結局持ち帰りにしてもらって妹の家で食べることにしたけれど、私は横になったまま、結局食べることができなかった。

その時、もしかして?と少し思ったのは覚えている。

旅行からの帰り道、妊娠検査薬を購入して我が家に戻る

淡い期待で終わらなければいいのにと思いながら、途中ドラッグストアによってもらい妊娠検査薬を購入。
2015年の正月に帰宅してから直ぐに私は確認した。

主人に見せながら、嬉しさのあまりスマホで妊娠検査薬を写真に撮った。

妊娠していたのです。

こんなに嬉しく思ったのは、結婚式依頼かもしれません。人によっては基礎体温を計ることすら苦痛に感じるようですが、私は子供に会えるのならと、全く抵抗を感じることもなく、過ごしてきたので、これから試練が待ち受けていると覚悟していた矢先のことでした。

不妊治療はせずに済んだけど、決意だけは硬かった

結果的には奇跡の自然妊娠で、息子と出会うことができました

でも、妊娠が解るまでは、硬い決意で不妊治療に挑むつもりでした。
実際に不妊治療をしている方の話を聞くと、お金も凄くかかるし、壮絶な心の葛藤があり、私に耐えられただろうか?と思います

ただ1つ言えるのは、不妊治療をしている方、全ての方のお腹の中に新しい命が宿って欲しい。

そう思います

まとめ

40歳という年齢で、自然妊娠で子供を授かる奇跡が自分の身に起こったことに心から感謝しています

当たり前ではないことなので、与えられたチャンスを精一杯息子のために時間を作りたいと思います

高齢で結婚して子供を授かることの難しさ、心との向き合い方

こういったことを、今の若い人にも伝えられないかなとも思います

高齢で基礎体温を測りはじめました

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